注文住宅:フルオーダーとセミオーダーの違いと、メリットデメリット

公開日:2025/02/15 最終更新日:2025/02/18
違い

注文住宅を検討する際に、「フルオーダー」と「セミオーダー」という2つの選択肢があります。それぞれ自由度の高い家づくりを実現できますが、具体的な違い、メリット・デメリットを理解しておかないと、希望通りの家を実現できずに後悔しがちです。本記事では、フルオーダーとセミオーダーの違いを詳しく説明します。

フルオーダーとセミオーダーの違い

注文住宅における、フルオーダーとセミオーダーの違いを解説します。

設計の自由度

フルオーダーは間取りやデザイン、設備に至るまで、全てを自由に設計できるのが特徴です。世界にひとつだけの完全オリジナル住宅を実現できるため、自分の理想を形にしたい方に適しています。

完全オーダーメイドの住宅設備も依頼できるため、独自性の高い設備を搭載した住宅を建てたいと考えている方にも向いています。バリアフリー住宅やペット共生住宅、2世帯以上の大規模住宅などの特殊な住宅を建てるのにも適しています。

一方のセミオーダーは基本的な間取りや構造が決まっており、そのなかからデザインや設備を選択・変更する形です。自由度はフルオーダーに比べて限られますが、それでも選択肢は豊富に用意されています。

指定範囲内から設備やパーツを変更したり、オプションを搭載したりできます。しかし、完全オーダーメイドの設備や外観・内装や、変則的な間取りを実現するのには向きません。

価格

フルオーダーは自由度が高いため、設計料や建築費が高くなる傾向があります。使用する部材や設備によっても大きく変動し、予算管理が重要な形態です。

対して、セミオーダーはある程度規格化されているため、フルオーダーに比べて費用を抑えられます。ただし、選択できるオプションによっては高額になるため、コストパフォーマンスを考慮する必要があるでしょう。

工期

フルオーダーは設計に時間がかかるため、工期も長くなります。デザインや設備の決定までに時間を要する場合、入居までに数か月から1年以上かかる可能性も考慮しなければなりません。

フルオーダーに対し、セミオーダーは基本的な設計がすでに決まっています。工期が短くなるのが特徴のため、迅速に新居に移りたい場合にはセミオーダーを検討しましょう。

専門知識

フルオーダーは設計から施工まで全てを自分で決めるため、住宅に関する専門知識が必要です。分からないことは業者に相談できますが、最終的な判断は施主自身で行うことになります。

一方、セミオーダーはある程度設計が煮詰まっているため、専門知識がなくても比較的かんたんに進められる形態です。ただし、オプションによっては専門知識が必要となる場合もあります。

フルオーダーのメリット・デメリット

注文住宅のフルオーダーにおけるメリット・デメリットを紹介します。

メリット

フルオーダーの最大のメリットは自由度の高さです。理想の家を形にでき、デザインや設備にこだわりたい方にとっては最適な選択肢といえます。

また、オリジナリティを追求できるため、世界にひとつだけの家を持つことが可能です。自分の希望を全て叶えた家に住めるため、高い満足度を得られるでしょう。

デメリット

フルオーダーのデメリットとしては、費用が高額になる可能性が高い点が挙げられます。フルオーダーは大元となる設計がないため、完全なオリジナル住宅を作ることになります。

したがって、設計に関する費用が追加されセミオーダーよりも高額化する点に気を付けなくてはなりません。設計時間もかかるため、工期がセミオーダーより長くなる傾向にあります。

初期段階から住宅を設計するため専門知識が必要となり、全ての責任を自分で負う必要があるのもデメリットです。

セミオーダーのメリット・デメリット

セミオーダーのメリット・デメリットを、これから詳しく解説します。

メリット

セミオーダーのメリットは、フルオーダーに比べて費用を抑えられる点です。また、工期が短くなるため、迅速に新居に移りたい場合に向いています。

セミオーダーは専門知識もあまり必要なく、比較的かんたんに進められるため、初めて家を建てる方にもおすすめです。すでにひな形となる住宅の形があるため、基本的な構造を理解していなくても注文住宅を建てられます。

リスクも低く抑えられるため、費用を抑えて住宅を建てたい方にも適した形態です。

デメリット

セミオーダーのデメリットとしては、自由度がフルオーダーに比べて低い点が挙げられます。原型がある住宅のため、オリジナリティもフルオーダーほど高くはありません。

パーツやオプションの選択肢も限られるため、自分の理想を全て反映させるのが難しい場合もあります。

まとめ

フルオーダーとセミオーダー、それぞれにメリットとデメリットがあります。フルオーダーは、自分好みの住宅を非常に叶えやすい形態です。しかし、予算がかかりやすく住宅に関する知識も必要なため、建てる際には事前準備が大切となります。一方のセミオーダーはすでに住宅の雛形があり、価格も安く立てやすい注文住宅です。しかし自由度はセミオーダーより低いため、オリジナリティを求める方には向かないかもしれません。理想の家を実現するためにもメリット・デメリットをしっかり確認し、セミオーダー・フルオーダーのどちらを選ぶか検討しましょう。

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会社名グランレブリー敷島住宅マルショウホーム高栄ホームルポハウス秀光ビルドサブライムホーム
断熱性
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・耐熱玄関ドア

・ZEH基準の性能(UA値0.46)
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・ZEH基準の性能
・5等級(UA値0.60)
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