気密性が高い家のメリットとは?C値って?

公開日:2024/08/05 最終更新日:2024/08/06
滋賀 注文住宅 気密性 C値

家を建てる際には、土地選びや予算、性能やデザインなど、気をつけなければならないポイントがいくつかあります。これらのポイントを押さえることで、理想の家づくりに近づけるようになるのです。今回は、そのなかでも、家の性能の1つでもある気密性の高さやC値などについて詳しく解説するので、ぜひ参考にしてみてください。

気密性・C値とは?

こちらでは気密性やC値について詳しく解説します。まず、気密というのは、空気の出入りができないことを指し、家を建てる際には、この気密が非常に重要になってくるポイントとなります。

空気が出入りしないということは、家の中が密閉されている状態であるといえるため、隙間が存在しないという風にも捉えられます。つまり、気密性が高いということは、隙間が少ないということなのです。このように気密性は、家の中の室内環境や耐久性などにも大きく影響する非常に重要な部分であることがいえるでしょう。

次にC値についてです。C値というのは、先ほど解説した気密性により、隙間が少ないか多いかを数値として見えるようにしたものとなっており、気密性能を表す際に利用されています。

C値を計測する際には、気密測定器を使用して、建物全体の隙間相当面積を測り、算出します。これを一般的に気密試験と呼んでおり、家の形が出来たときに算出される数値です。

気密性能の基準

上記では、C値についてお伝えしてきました。では、そんなC値の理想的な数値とは、いったいどれくらいの数値を指すのでしょうか。20年以上前には、基準値が示されていたのにもかかわらず、2009年に法が改正されたのをきっかけに基準値は撤廃されてしまいました。

そのため、現在にいたるまで基準となる値は存在していないのですが、この法が改正される前の基準はC値5.0となっています。そして、一般の住宅においては1.0以下を目指して、気密性能を高めていくことが理想的といえるでしょう。

気密性が高い家のメリット

次に気密性が高い家のメリットについて解説します。なかには、「ほんとに気密性は重要なのか」と考える方もいるかもしれませんが、気密性を高くすることで、さまざまなメリットが得られるようになるのです。気になる方は、下記で解説する内容を、ぜひ参考にしてみましょう。

快適に過ごせる

気密性が高い家のメリットとして、1番に挙げられるのが、快適に過ごせるという点です。気密性が高ければ、外の空気の影響を受けることが少なくなるため、室温を一定に保つことが可能となります。

また、気密性が高いことで、室内外の空気の循環を住宅設計時の計画通りに実施できるため、各部屋で常に新鮮な空気を取り入れられるというのも大きなメリットといえるでしょう。

電気代の節約につながる

気密性や断熱性に優れている家は、外気の影響を受けることが少ないため、室温が逃げることはありません。そのため、室温を一定に保つことが可能となるので、夏は冷房費を抑えられ、冬は暖房費を節約できます。

逆に気密性が低いと隙間から外の空気が入ってきてしまうため、室内の温度を保つのが難しくなり、光熱費が高くなってしまう恐れがあります。このように、気密性を高くすることで、地球環境や家計にも優しい家となるのです。

結露やカビの発生を防ぐ

気密性を高くすることで、結露やカビの発生を防げるというのも大きなメリットとなります。外の影響を受けなければ、温度差による水滴が発生しないため、結露やカビを防げます。

また、結露を防ぐことで、建物の劣化防止にもつながるため、メンテナンス費用を抑えられるというのも、気密性が高い家のメリットといえるでしょう。

気密性の高い家を建てるには?

最後に気密性の高い家を建てる際のポイントについて解説するので、ぜひ参考にしてみてください。

住宅性能の高いメーカーを選ぶ

気密性能は、住宅メーカーや商品によって異なるため、気密性が高い家を建てたい方は、気密性能の高い商品や気密性に対して、知識や実績を持ち合わせている住宅メーカーを選ぶのがおすすめといえるでしょう。

また、自分が気になっているメーカーの実際のC値などをチェックしておくというのも、気密性が高いかどうかを判断するのに適しているため、おすすめとなります。

樹脂サッシを採用する

樹脂サッシを採用するというのも、気密性を高めるために、おすすめの方法となります。以前までは、日本はアルミ製のサッシを使用することが多かったのですが、近年だと、樹脂サッシを採用するケースも増えてきています。

樹脂サッシは、アルミ製よりもなんと1,000倍も熱をとおしにくいといわれているため、高気密な家づくりを目指す方にはぴったりといえるでしょう。

まとめ

今回は、気密性が高い家のメリットやC値について、詳しく解説しました。家を建てる機会というものは、一生に一度となるケースが多いため、失敗や後悔はなるべく避けたいものです。

気密性が高ければ、住み始めてからも快適に過ごせるようになるため、気密性を重視するというのは、家を建てるうえで、非常に重要なことといえるでしょう。今後、家を建てようと検討している方は、ぜひ今回紹介した気密性やC値にこだわってみてはいかがでしょうか。

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引用元:https://homelife.jp/
会社名グランレブリー敷島住宅マルショウホーム高栄ホームルポハウス秀光ビルドアーキホームライフ
断熱性
・ZEH基準の性能
6等級(UA値0.36)
・Low-E複層ガラス使用
・断熱材には安全性の高い高性能グラスウール使用
・耐熱玄関ドア

・ZEH基準の性能(UA値0.46)
・Low-E複層ガラス使用

・ZEH基準の性能
・5等級(UA値0.60)
・複層Low-Eガラス使用

・ZEH 普及目標の設定

・ZEH基準の性能
気密性
・C値0.4

・C値0.5

・C値0.99
耐震性
・耐震等級3

・耐震等級3

・耐震等級3

・耐震等級3

・耐震等級3
保証期間初期保証20年、最長60年初期保証20年、最長60年初期保証20年地盤20年保証建物20年保証地盤20年保証初期保証20年、最長60年
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